今日のトレーニング内容
筋トレ系
なし
レッスン系
なし
ラン
10km
バイク
なし
スイム
なし
昨日の花火で飲みすぎて、二日酔いで苦しむ。夕方ごろにようやく本調子に戻った次第。いつも飲みすぎた後に反省するけど、繰り返してしまう。いかんね。とりあえず、涼しくなった夜に10kmだけジョグをしてきた。
さて、少し間が空いてしまったが、東京マラソン物語の第8話から再開したい。
第七話のあらすじ
銀座、中央通りでは数万人の観衆が沿道から応援をしてくれていた。25kmのチェックポイントまで、絶えることのない歓声が続く。タレントの松村邦洋に抜かれた僕たち、、、。相変わらずの寒さの中、僕は強烈な尿意をもよおしてきた。僕は彼女に、先に行くように言い、トイレが終わったら追いつくからと伝えた。でも、走ることができない足で追いつけるはずなどないことは、僕自身がよく分かっていた。
東京マラソン物語
~ 第八話 微笑み ~
彼女に先に進んでもらい、トイレへ立ち寄る。順位が現在、かなり後ろの方であることもあって、ランナーの数も少なくトイレの列も短かった。それでも3分ほど並ぶことになったが。用をたし、コースへ復帰するまでのロスは約5分程度だっただろうか。
時速6kmのペースで彼女が進んでいると仮定すると、5分のロスで500mの差ができていることになる。僕が、時速6.5kmのペースで追いかけた場合、1分間に約8mだけ差を詰めることができる。500mを追いつくには、1時間以上必要になる。時速7kmで追いかけた場合は、その半分の時間30分で追いつくことになる。こういった計算を脳裏で展開しながら、時速7kmで進むしかないという結論に達していた。
しかし、僕の歩くスピードでは、どんなに急いでも時速6.5kmが限界である。そこで、無理やり走ってみた。もちろん、左膝が痛い。激痛が走った。それでも、我慢して走ってみた。我慢にも限度というものがある。3分ほどで、これ以上、走り続けることができなくなった。そこで、左足には力を入れず、右足の力だけではしってみた。痛みは、かなり少ない。ケンケンに近い走り方なので、体力的な消耗は激しい。ただ、ここまで、ほぼ歩いており、その歩いた理由が体力の消耗ではないため、僕には余力が十分に残っていた。
10分ほどケンケン走りで前へ進んだ。さすがに、右膝も故障すると歩くことすらできなくなるため、ここでまた、普通に歩くことに戻した。
普通に歩くだけなのに、左膝に激痛が走る状態になってしまっていた。この無謀な走りによって、いよいよ左膝が致命的なことになってしまったようだ。左足をひきづりながら歩くことで、なんとか前へ歩みを進めることができた。
ケンケン走りをしたり、足を引きずりながら歩く僕に観衆から大きなエールがかけられる。そのエネルギーをもらって、一歩、また一歩と僕は足を前へ進める。
トイレを出てから約15分経過したころだった。前方に彼女の後ろ姿を発見した。
彼女の姿が視界に入ったことで、僕の体にさらにエネルギーが充填される。15分で追いついたということは、彼女はかなりペースを落として歩いていてくれたのだろう。
「おまたせー!!」
僕は笑顔で声をかけた。
「おかえりー!!」
彼女はにっこりと微笑みながら、僕を迎えてくれた。
地 点 | スプリット | ラップ | 通過時間 |
5km | 0:39:04 | | 9:49:04 |
10km | 1:27:05 | 0:48:01 | 10:37:05 |
15km | 2:21:28 | 0:54:23 | 11:31:28 |
20km | 3:16:14 | 0:54:46 | 12:26:14 |
↑スタートのピストルからの時間なので、スタートゲートでのロスが含まれます。
第九話へ続く。
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無題
>のんさん