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アイアンマンになりたい

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今日のトレーニング内容

筋トレ系
 なし

レッスン系
 リズムシェイプ 60分
 ステップアップバタフライ 45分

ラン
 10km

バイク
 なし

スイム
 1.5km(30分)


 今日から東京マラソンのエントリーが開始された。前回の倍率は5倍。今回は10倍近くになるんじゃないかと噂されている。いずれにせよ、申し込みしない限りは当選はしないので、さっそく、申し込みをしておいた。

 今日から、第3回の東京マラソンへのエントリーを記念して、前回、2月に参加した第2回東京マラソンに関する日記を再掲載してみたい。この日記は、以前の僕が書いていたブログ記事の中でも名作として伝説になった日記である。以前のブログ記事は削除して、今はもう誰も読めない状態ではあるが、記事自体は保存してある。今後もいろんな機会で、過去の記事を再掲載していければと思っている。

 第2回の東京マラソンについて、僕の以前のブログで読んだことがある人も、半年前の懐かしい日記を思い出してみてほしい。初めて読む人は、全11話にもなる超大作の日記なので、心して読むようにw




東京マラソン物語

~ 第一話 始まりは悲劇から ~


2月17日、いよいよ東京マラソンの本番を迎えた。

10月の当選から、合計600kmに及ぶ走り込みをして、1月に参加した新宿ハーフマラソンでは、1時間47分でゴールした。初めてのフルマラソンへ向けた準備は万全に整っているはずだった。

しかし、2月2日の練習時に突然、痛み始めた左膝が心配の種として残されていた。現在は、激しく痛むことはないものの、違和感の残ったままである。この状態で、本番を迎え、いかなる結果が出るか、運を天に任せるしかない。

朝、6時につくばを出発し、新宿に7:30に到着。現場に向かう前に駅周辺にてトイレを済ませる。集合場所へ到着、荷物をトラックへ預けて、スタート位置の確認。食事サービスコーナーへ行ってみる。アンパン、スープ、アミノバリュー、ソイジョイ、バナナなどが無料で食べ放題になっている。さすがに、食べまくっているランナーは皆無。アンパンとバナナ、スープを食べる。

8:30を目処に自分のスタート地点へ移動する。今回は、4時間以内で走れる人の位置にて応募していたので、Eブロックになる。Eブロックに到着した頃、太陽が照り始め、寒さはなくなる。隣に立っていた北海道から来たというおば様ランナーと会話をしながら時間をつぶす。

開会式が始まる。石原慎太郎の挨拶、簡潔でよい。その後、これまでいくつかの大会に参加した中では初めての経験になるのだが、「君が代」の斉唱があった。石原が大会会長だからか。まぁ、みんなで歌う。

会場では、場内アナウンサーが場を盛り上げるようなトークを展開し、拍手の音が鳴り止まない。9:10いよいよスタート。みんなが大きな拍手をしながら、次々とスタートゲートをくぐっていく。先頭から最後尾までゲートをくぐるのに30分かかるそうだ。

ゲート付近では、石原慎太郎がランナーに手を振っている。恒例となった「ありがとう」の大合唱の中、ランナーも手を振り返す。スタートゲートは、ランナーの歓声と紙吹雪で2月とは思えない熱気を充満させていた。噂に聞いていた以上に、感動的なスタートを演出してくれる。

さて、多少、左膝に痛みを感じつつも、なんとか走れる。とにかくいけるとこまで走ってみよう。1キロを6分くらいのゆっくりとしたペースにて走る。

3キロくらいで、さらに痛くなる。しかもトイレにも行きたくなる。ストレッチも兼ねて、仮設トイレに行く。4人ほど並んでいる。ストレッチとトイレを終わらせ、再び走る。5分ほどのロス。ストレッチをしても痛みは引かない。

四谷の交差点を越えて、もうすぐ皇居へと近づいていく。痛みを堪えて走る。

皇居の竹橋が正面に見える位置に到着した。たぶん7キロくらいの地点。もうだめだ、痛すぎて走ることなどできない。歩いてみる。歩くことは可能だ。応援に来ている職場の後輩のMyaw君に、歩きに切り替えたことをメールする。僕のスタートした位置は、大体、3万人の真ん中くらいの位置で、しかも、この竹橋まではキロ6分ペースで走っていた。この時点で、歩いている人など、周りには僕だけである。恥ずかしいやら、邪魔になっているやらで、落ち込む。でも、走れない。

ここからが、この東京マラソンの本当の面白さに気づかされるドラマの始まりとは思わず、僕は、早くもリタイアする方向の検討を開始していたのである。

僕の心の中では
「もう走ることはできないんだから、リタイアしてもいいんじゃないの」
「でも、リタイアバスはまだまだ後ろだぜ。」
「これから1万5千人に追い抜かれて、初めてバスに乗れるんだよ」
「制限時間は7時間なんだから、これから早歩きでいけば完走できるよ」
「でも歩きも、厳しくなるくらい痛くなるんじゃないの?」
という問答が展開されていた。

ただひたすら歩き続ける。とりあえず、10キロ地点の日比谷公園までは行こうと心に決める。Myaw君もそこで待っているわけだし。この決断が、今日のドラマの始まりだった。

 地 点 スプリット ラップ 通過時間
 5km  0:39:04    9:49:04 

↑スタートのピストルからの時間なので、スタートゲートでのロスが含まれます。

第2話へ続く




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無題

こんにちわ^^
参加したことはないのですが
大会当日の様子が伝わってきました
第2話の掲載楽しみにしてますネ!

>のんさん

初めまして
コメントありがとうございます。

第4話くらいからが盛り上がってきます。
お楽しみに。

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