第59回 勝田全国マラソン

　

冬晴れの空の下、勝田全国マラソンに行ってきた。

スタート時間が11時と遅いため自宅をゆっくりと出発できるのが利点。
といっても8時前には出発しなきゃいけないけど。

常磐線でぽにょにょさんと合流。勝田駅にて、なおちゃん、T岡さん、S木氏と合流して現地へ向かう。

9:17着だとちょうどよい時間に現地へ到着できた。場所取りをしたら、アップとトイレを済ませて10:45にスタート地点へ向かって整列をすることに。

3時間45分の人のスタート地点あたりに並んで号砲を待つ。

これまでフルマラソンは、キロ5分ペースで走ってサブ3.5達成を狙うという戦略をとってきた。しかし、毎回、30キロの壁や35キロの壁に押し返されて、後半は歩くというパターンに終始してきた。自己ベストの3時間51分を記録した大会のときも、結局、1キロ程度は歩いている。歩かないでゴールすることがテーマの戦略を考えてみた。今回は、キロ5：30ペースで走って、3時間50分～55分あたりを狙う戦略にして走ってみるという実験。

スタート時は大混雑でペースがつかみにくい。うさぎのコスプレをしたおっちゃんをマークして付いていく。2キロ通過が11分とぴったりのペース。しかし、大通りに出て走りやすくなるとおっちゃんのペースが上がっていく。2キロから3キロのペースが4：50になっていた。ここで付いていくと実験にならない。ペースを落として走る。

7キロ地点で、ふらわーずのM本夫婦が仲良く並走して走っているのを発見。追い越しつつエール交換。

ここまで暑かった気温が、太陽が雲に隠れることで一気に下がる。スタート当初は、服装を厚着すぎて失敗だったかなと思っていたが、結果的にはちょうどよかった。

勝田は、1キロごとの表示があったりなかったり。ここは15.2キロ地点というように半端な表示も多い。だからペースを随時確認はできないけど、細かいことは気にしないことにして、キロ5:30を意識して先を進む。

体が冷えてきて、10キロ地点あたりでどうしてもトイレが我慢できず、割と空いていたトイレに駆け込む。2，3分のロス。

20キロ通過したあたりで右足の小指にできたマメが痛くなってきた。まだ半分にもなってないのにまずいなぁ・・・。しかも、今回は油断して絆創膏を持って来てない。どうしようかなぁ、こりゃ後半は歩きになるかもなぁと不安になりながら走る。

中間地点を過ぎたあたりで2回目のトイレ。うーん、相変わらず締まりが悪い（笑）

23 キロ地点あたりで応援に来てくれた。ぽにょにょさんとなおちゃんを発見。手を振りながら駆け寄ってハイタッチ。その際に、「マメができて痛いんだけど、絆創膏ない？」と聞いてみた。ドラえもんのポケットという異名を持つなおちゃんなら持ってるかなと期待してたが持ってないとのこと。がっくり・・・。

しばらく進んでいると後ろからダッシュでぽにょにょさんが追いかけてきた。「ケンケンさーん、絆創膏ありましたよぉーーーー！」ぽにょにょさんのリュックに以前に入れておいたものが残っていたらしい。ありがとう！！

24キロを過ぎたあたりでいよいよマメの痛みが限界になってきたので、一旦、道を避けて、靴と靴下を脱いで小指に絆創膏を巻く。少しタイムをロス。絆創膏を巻くとかなり楽になって走れるようになった。このままペースダウンすることなく走る。

しかし勝田はアップダウンが多い。前半から後半までまんべんなく繰り返しアップダウンが登場してくる。まぁ我慢できる範囲だけど。25キロの常磐線高架を登って降りたところで、勝田名物の信号待ち。この大会、2箇所ほど信号を遵守して停止させられる交差点がある。僕はここの一箇所のみ引っかかってしまった。ちょうど、トップ集団がゴールしたようで遠くから号砲が聞こえてきた。

30キロを通過してからは、いつものように壁が出てくることはなく、少々きつくはなってきたがなんとかペースを維持して走れる。

35キロを通過してタイムに余裕があったのでペースを少し落として様子を見る。

40キロを通過しても足が動いたので、ここでキロ5分へペースアップして進む。

そのままのペースでゴール。3時間52分36秒（ネット）だった。もう少しうまく走ればベスト更新もできたかもしれないけど、今回のテーマはベスト更新ではなく、歩かないで走ること。その目標は完全に達成できたわけでそういう意味では大成功。

ゴール後は、初フルのS木氏を待って勝田駅前の居酒屋で打ち上げ、常磐線でもビールを飲みつつ帰宅し、取手の湯楽の里に行ってお風呂&ビールを済ませて、23時頃に帰宅した。

洗濯機を回したまま寝落ちしてしまい気がついたら、午前3時（笑）