伝説の喜多マラソンに参加してきた。
なにが伝説なのか?
・6月の暑い時期にやるのに、エイドは水だけ。スポドリなし。
・水は当然に水道水でまずいし、ぬるい。
・給食としてカロリーメイトが出るが喉が乾くので誰も食べない。
・私設エイドもほとんど出ない。
・応援も少ない。
・道路を封鎖してないので、自転車や歩行者が邪魔。
・同じコースを行ったり来たりする。
・荒川河川敷で日陰なし。
・主催者に過度の期待をしないこと。
・人生の罰ゲームとの別名あり。
・とにかく最近の至れり尽くせりの大会とは全く違う昔ながらの大会
これらを承知した上で参加しないとエライ目に合う大会です。
今回は、十分承知したつもりで参加しましたが、後半はグダグダになって、歩きまくりでした。
僕の作戦は、同じコースを行ったり来たりするコースの特性を活かして、スタート地点にクーラーBOXに入れたポカリ500mlとコーラ500mlをセットしておき飲むというものでした。この個人エイドを12km、21km、33kmのときに通過することになります。
つくばエクスプレスにてT岡さんと待ち合わせして現地へ向かう。日暮里からは、初めて舎人ライナーに乗る。ゆりかめものような乗り物で乗り心地は最高。
スタート地点に到着すると、10km、ハーフ、フルの選手、約7000人が会場に溢れかえっている。みんなドMなのね・・・。
フルの部、9:30スタート。
暑いことが想定されるので、あまり飛ばさないように走り始める。キロ6分目標で走るが、途中から少しペースアップして5分45秒ペースくらいになっていたかも。
10キロ通過タイムが55分。
12キロ地点で、個人的に用意しておいたポカリ500mlの半分を飲む。
ここから以降のエイドでは水をしっかりと飲むように心がける。
16キロ通過で、まだまだ元気。
17キロ地点で一旦、トイレに。
このあたりから、少しだるくなってくる。歩かないことを念頭に入れてペースダウンにて進む。
ハーフ通過は2時間。まぁまぁかなぁ。ポカリの残り半分を飲み干す。
このあたりからだんだんと体が重くなる。足に疲労感が出てくる。
27キロ通過の時点でかなり辛くなる。時折、歩くようになってしまうが、基本的にはゆっくりではあるけど走っていた。
エイドには、水のみしかなく、バナナやりんごは置いてあるようではあったけど、数量が少なく、僕は一口も食べれなかった。まぁエイドに期待してはいけない大会なので、そこは想定内なのだけど、かなりお腹が減ってきた。
33km地点でコーラ補給。これで一気に回復するかと思ったのだけど、逆に気持ちが悪くなってしまった・・・。吐き気と戦いながらラスト9kmを走る。
ここからは、7割が歩き。立ち止まって座り込みたい気持ちが溢れてくるけど、少しでも前に進んだ方が気持ちが楽になると思って座るのは禁止とした。
あまりに歩いてしまうので、ラスト4kmを過ぎたあたりで自分にルールを課した。
2分歩いたら、2分走る。
このルールがしっくりときたようで少しは走るようになった。そうこうするうちに気持ち悪かったのが回復してきた。
ラスト1キロからは、足が残っているのももったいないのでキロ5分で走ってみた。意外と走れた(笑)
そんなわけでゴール。タイムは4時間51分(ネット値)。
足の痛みは少なめだったけど、精神的にやられた大会だった。
反省点としては、汗をかく→水を飲むの繰り返しで、塩分の補給がおろそかになってしまったこと。個人的に用意したポカリ500mlだけでは足りなかったみたい。固形のサプリなどを用意すべきだったかもしれない。あと、33kmでコーラを補給してもエネルギー不足には間に合わなかった。ジェルなどを持参して走っていればよかったかもしれない。
いずれにせよ、取り立てたタイムの目標がなく、ゆっくりと走ればいいやという目標だけで、フルを全て走り切ることはモチベーションが維持できない。やはりフルは疲れる。惰性だけで走れる距離を越えていると実感した次第。
ウルトラマンへの挑戦は、まだまだ先になるなぁ。
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