今日のトレーニング内容
筋トレ系
なし
レッスン系
なし
ラン
16km
バイク
45km
スイム
1.5km
昨日までの梅雨空が嘘のように晴れ上がった中、
野尻湖カップトライアスロンに参加してきた。スイムは波が少なく、水がきれいな野尻湖(1.5km)、バイクは山岳地帯の登り下りが連続し、テクニカルなコーナーが多い野尻湖周遊道路(45km)、ランは黒姫山などの山々と田園風景を望みながら走る(16km)。通常のトライアスロンオリンピックディスタンスよりも少し距離が長めで、コース設定がドMな大会である。
4日(土)の朝7時に自宅マンション前にMAKさんが向かえに来てくれて出発。途中、ナオちゃんを拾って、三郷で師範たちと合流。総勢6名にて、長野県は野尻湖へ向かう。高速の分岐を見逃し、関越道を乗り越してしまうトラブルがあったものの、ほぼ予定どおりの時間に現地に到着。宿へ荷物を降ろして、自転車を組み立て、車検、試走(バイク1周)、競技説明会への参加とこなす。夜は、ウエルカムパーティーに参加して、ビールを飲み。早めに就寝する。
5日(日)5時15分に起床して、5時30分より朝食。準備をして、当日受付と腕へマジックにてナンバリングをする。このナンバリングというのが、マラソンにはない儀式でトライアスロンをやっているという実感を感じることができる。
トランジションエリアにて荷物を並べ終わった後、トイレを済ませて、試泳を行う。野尻湖の水は、透明で冷たい。50mほど沖へ泳いでみる。緊張からか、激しく息が上がり、超不安な試泳となる。よく考えれば、実質的に今年初めてのオープンウォーターで、心の中に不安があったのかもしれない。激しく息があがってしまったことに気落ちしてしまった。
そんなわけで、スタート直後のバトルには参加せず、ゆっくりと泳ぎ始めることを心に決める。
野尻湖トライアスロン大会恒例?の掛け声がかかる。「絶対完走するぞー!!」の掛け声で、全員が「おぉー!!」と雄たけびを上げる。
8:30スイムスタート(第一グループ)。スタートのピストルとともに、BGMでクイーンの
I Was Born To Love You がかかる。気持ちが盛り上がっている。
僕のスタートは、第二グループなので5分後の8:35にスタート。あまりバトルには参加せず、マイペースで泳ぐことに専念する。先ほどの試泳で、あんなに苦しくなった息が全く問題のない呼吸になる。よかった。
まずは、スペースを探しながら泳ぐが、なかなか前に進むことができない。あせらずスペースができるのを待つ。200mくらい進んだあたりで、集団がばらけてきて、スペースができ始める。
ここからは、うまそうな人を見つけては、コバンザメして泳ぎ、追いついたら、次のうまそうな人を探すという泳法で、あまりヘッドアップをしないで泳ぐ。
僕はオープンウォーターでいつも思っていることは、キレイな泳ぎ方をするよりも、なるべくヘッドアップの回数を減らして、最短距離を泳ぐことが時間短縮になるということだ。それには、いくつかコツがあるのだけど、長くなるので、いつか書く。
そんなわけで、200mを過ぎてからはかなり気持ちよく泳ぐことができるようになった。ここからは、ほぼ追い抜きをされることもなく、どんどんと追い越しをしていく。スイムアップしたときに時計をみたら30分くらいだった。前半のロスを考えれば、まずまずの記録である。スイム順位(122位/334人中)。
バイクへ乗り換えるために、トランジションエリアへ行く。トランジションでの着替えが僕はまだ未熟だ。多少ロスをするかもしれないことを前提として、落ち着いてゆっくりと準備をする。ウェットを脱ぎ、濡れた足をタオルで拭き、靴下を履いて、バイクシューズを履く。ゼッケンベルトをつけて、ゴーグルをはずして、サングラスをつける。しっかりとシューズがはけていることを確認して、バイクスタート。このとき時計をみたら35分くらいだったので、5分くらいのロスになっている。
バイクは1周15キロを3周回。山岳コースのため、登り下りが連続する。最後の下りは、道幅も広く長い直線である。最高速度が65km/h近くになる。でも道がバンピーで凹凸が多くて超怖い。コーナーが続く前半の山の下りでは、テクニック不足のため減速せざる得ないため、この後半の下りだけは根性を決めて、最高速で下ることを心に決めた。結果として、大体1周を32分から33分で走ることができた。しかし、一番苦手なバイクパートで、順位を43位落とすことになる。バイク終了時点の順位(165位/334人中)。
バイクを下ろして、ビンディングシューズからランシューズへ履き替える。ここでトイレに行きたくなり、トイレを済ます。約4分ほどのロスが発生したか。気を取り直して、ランスタート。
いつもバイク練習の後のジョグでは、あまり足に疲労を感じたことはなかった。でも、今日はいきなり足が重い。まるで、フルマラソンの30km地点くらいかと思うくらいだ。その上、ランコースは、山登りコース。トレランで鍛えたとはいっても、体が言うことをきかない。
ただ、これは僕だけではなく、みんな感じていることらしい。軒並み、周りのランナーのペースが遅い。とにかく、抜かれないようにだけを心がけて、エッサホイサとつぶやきながら走る。野尻湖名物の太鼓橋を乗り切り、最初の山越えをこなし、下っていく。2つの山を越えて折り返してくるコースなので、実質、4回の峠越えがある。登りでは、走っている速度と歩いている速度があまり変わらないので、無理して走ることはせず、多少は歩きを入れて進む。結果として、16キロをキロ5分30秒ペースで走っていた計算になるようだ。
気温も上昇してきているため、スポンジで頭を冷やすこと、エイドでの給水は欠かさないように心がける。
野尻湖トライアスロンは地元を上げての応援をしてくれる。僕らの名簿が住民に配布されているため、ゼッケン番号を見て、名前で応援をしてくれる。苦しみながらも、「○○さん、がんばってー」と声をかけられると、すごく元気つけられた。マラソン大会なみに観戦者がいっぱいいるトライアスロン大会も珍しい。そういう住民の声に支えられて、死力を尽くして選手は走る。僕も苦しいながら、走っていた。
スタート前、目標タイムは4時間に設定していた。ランの残り4kmを過ぎたときに、ざっと計算をしてみた。もう少しペースをあげれば、3時間50分以内でゴールできそうだった。僕は、目標タイムを10分短縮することに決めた。
ラストの4kmを懸命に走りきり、無事にゴール。タイムは、3:48:46(164位/334人中)
タイムをまとめると
スイム 00:30:55 122位/334人
バイク 01:49:56 193位/334人(通過順位 165位)
ラ ン 01:27:55 151位/334人(通過順位 164位)
トータル 03:48:46(164位/334人)
という結果だった。初めてのコースということもあったし、トライアスロンの経験が少ないこともあったが、まぁまぁの自分としては満足をいく結果だった。さすがに、トライアスロンでは、上位30%以内でのゴールは、まだまだハードルが高いようだ。今後の課題だろう。来年は、少なくともこのタイムよりも10分は短縮してゴールできるようになることを目標としたい。
ゴール後は、サービスの昼食を食べて、一緒に参加したM美チャンの表彰式を撮影してから、休養地の富山県は宇奈月温泉へ移動した。今回は、月曜も休暇をとっており、月曜は宇奈月で湯治をして、日中は黒部峡谷をトロッコ列車で見学するという観光を予定している。
野尻湖カップトライアスロン。とてもお勧めの面白い大会であった。
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おつかれさまでした
オープンウォーターのSWIMはバトルとかあって危険なんですね。自分は9月のおんじゅくオーシャンスイムレースに出る予定なので、ちと怖いです。
>ハジさん
スイムのバトルは、後方からのんびりスタートすればありません。ただし、かなりロスが出ます。実力に応じて、判断するしかないですね。僕は、参加前まではバトルする気で行くのですが、直前に怖じ気づき、後方スタートするパターンが多いですね(笑)