今日のトレーニング内容
筋トレ系
なし
レッスン系
なし
ラン
20km
バイク
105km
スイム
2.0km
金曜の朝4時に柏を出発して、新潟県の佐渡島へ行ってきた。目的は、
佐渡国際トライアスロン(Bタイプ)に参加するためだ。
今回は、初のミドルディスタンスでのトライアスロンになる。
Swim 2km Bike 105km Run 20km
これだけの距離を一度に走りきることができるのか。目標時間を6時間40分くらいに設定して参加してみることにしていた。
大会前日の土曜に、一緒に参加しているオッティモチームメイトのMAKさん、しいたけ君と3人で車でバイクコースの下見に行ってきた。細かいアップダウンの連続するコースで、終盤の80kmから大きな坂が2連続で入ってくる。なかなか大変なコースになりそうな予感がしてきた。
また、会場の海で試泳をしてきたが、これまで入ったどんな海よりも透き通った水でまるでプールにいるかのような透明度がある。視界はざっと5mくらいあるように感じた。
夜は、夕食の後、早めに就寝して、翌日は4時から朝食になる。(ちなみに倍の距離を走るAタイプは3時に朝食になる。)
向かえた当日、4時に朝食を済ませて、5時に宿を出発、5時半に会場入りして、マーキング、スイムチェック、試泳を済ませて7時のスタートを待つ。
日差しは7時だというのに、まぶしく、灼熱のレース展開となることが予想された。暑さには比較的に強い方なので、給水をマメにすることに注意してレースを運ぼうと心に決める。
スイムスタートは、真ん中前方位置にスタンバイした。隣には、カントクが陣取っていた。スタートの合図に合わせて、カントクの後ろに続いて、水中を走っていく。
泳ぎ始めるとバトル開始。体のあちこちにぶつかってくる。なかなか思うように進めないままに730mのブイに到着。右に曲がる。ここからは、しばらく前方に空間ができたので、自分のペースで泳ぐことができた。第二ブイで右に曲がりフィニッシュ地点を目指す。残り700m。また混雑してきた。僕自身も左に流れていく傾向があるようで、蛇行しながらのスイムになってしまった。どのくらいロスしたのか。後半もバトルが続きながらのスイムになる。
後半になり、足のつりが心配になってくる。先週の湘南OWSで足をつって以来、心配の種が残っている。特に足を蹴られたときにつることがあるので、平泳ぎをする癖があるスイマーやキックを強く打ちながら泳いでいるスイマーに気をつけながら進む。
フィニッシュゲートが見えたので、爆裂キックを入れてスパートをかける。砂浜を走ってゲートへ向かう。ちょうど、隣をオッティモ店長が走っていた。走りながら時計を確認したら、41分。予定よりも1分遅れたけど、まずまずだなと思っていたら、足が絡まり大きく前に転倒してしまう。気をとりなおして、立ち上がりゲートをくぐり、トランジションへ向かう。
途中にあるシャワーでウェットを脱いでいたら、M藤さんの奥様から「ケンケン、がんば」と声が聞こえた。応援の声を聞いて、うれしくなり、振り向き手を振ろうとした瞬間、左足腿前が攣る・・・。痛てぇ・・・。耐えながらウェットを脱いで、メガネ預かり所でメガネを受けとる。足を引きづりながら、トランジッションへ向かう。今日は厳しいレースになりそうだ。今後はウェットを脱ぐときは、手を振らないようにしよう(笑)
途中で店長に声をかけて、バイクに向かう。迅速に着替えを済ませて、足をマッサージしたときに、痛みがかなり軽減してきたので、バイクを押してスタート地点へ向かう。尚ちゃんや ねくっぱちゃんが「ケンケン、ガンバレー」と応援してくれていた。気合いを入れなおしバイクスタート。左腿にまだ多少の痛みがあるので、無理のないペダリングにてコースを進む。1kmほど進んだときに、後ろからカントクが追いついてきた。エール交換をして、マイペースにて進む。
2km地点で店長が追いついてきた。店長にもついていけずに、引き続き30km/hくらいでマイペース走行をキープ。
8km地点でたけちゃんまんさんに抜かれる。僕に声をかけると、猛スピードで店長を追いかけて行った。
ここからは、しばらく単独走行をつづけてバイクを走らせる。左足の痛みは、ほとんどなくなってきた。よかった。
25km地点を過ぎたあたりで、右横をMAKさんのバイクが通り過ぎていく。僕に気がついてなかったようだ。とりあえず、MAKさんを追いかけて声をかける。しばらく、並走して話をしたが、ついていけず、僕は後ろに下がり、千切られてしまった。
昨日までバイクパートでは、疲労を残さないように40km地点と80km地点のエイドでバイクから降りて、補給とストレッチをしようと思っていた。しかし、当初は85km地点からの下りでMAKさんに追い越されると思っていたのに、25kmで抜かれたことで、予定変更のスイッチが入った。
後ろから追い上げて来ているはずのシイタケ君との距離を少しでも広げておかなきゃと考えて、頑張って足を回していく。
エイドでは、コーラのボトルを受け取りエネルギー補給をしていく。合わせて、氷水ボトルで足や頭を冷やして進んでいく。当初はできるか不安だったバイクに乗ったままでのボトル受け取りの作業も問題なくこなせた。
50km地点に、車で先回りした尚ちゃんたちが待っていた。「ケンケン遅すぎー!!ガンバレー」と気合いを入れられる(汗)声援に背中を押してもらって、ちょうど吹いてきた追い風に乗ってスピードをアップしてペダルを回す。
60km手前の小さな坂を上っているとき、「ケンケン、ファイトー」と後ろからシイタケ君の声が聞こえてきた。ここで追いつかれたか・・・。小木の坂まではリードを保てるかなと計算してたのに、かなり無理して踏んできたようで、両足がヘロヘロだと言いながら、登り坂を下り坂のようなスピードで走りながら僕を抜いていった(笑)
80kmになりいよいよメインディシュの小木の坂が現れた。傾斜は思ったほどなく、風返峠の後半のようなイメージの道がダラダラと続く、下りをこなした後に、もうひとつ登りがあることはリサーチ済みなので、自分なりの計算をしながら進んでいく。
最後の登りを終えて、ギアをトップに入れて、思いっきり下りをかけ下りる。
ゴールまで15km、平坦な海岸線を走っているとき、突然、右足腿前がピクピクと痙攣し始めた。攣りそう(汗)
極力、右を伸ばさないようにかばいながら左足と中心としたペダリングでゴールを目指す。
ゴール3km前くらいに到着したとき、カントク、たけちゃんまんさん、店長とすれ違う。ゴール1km手前でMAKさんとすれ違う。単純に計算して、トランジションタイムも含めて10分ほどの差があるなぁと頭で計算する。
バイクは、3時間46分で終了。予定を大きく上回る好タイムだった。
トランジションにバイクを置こうとしたら、ちょうどシイタケ君がシューズを履いているところだった。バイクでかなり無理をしたようで85kmからペースダウンをしてしまったとのこと。声をかけて、一緒にトイレへ行き、スタートのエイドで補給をして、ランをスタートした。お互いに足は限界になっていた。
二人で話ながら走り始めたのだが、ペースがやたら速い。1km通過くらいのところで時計を見たら、キロ4分30秒(驚)。こりゃ無理と判断して、僕はゆっくり進むからと声をかけた。シイタケ君が前に進んでいった瞬間だった。僕の左腿が攣った。なにかに固められたかのようにカチカチに固まって、腿を締め付ける。一歩も動けない。その場に座り込み、回復を待つ。
5分ほど休憩してたら痛みが治まってきたので、走り始める。4分ほど走ると、またピクピクと痙攣してきた。攣る前に、休憩をする。4分走って、1分休憩というパターンで5キロ地点まで進む。5キロでコーラを補給して、おにぎりと梅干を食べて、エアーサロンパスを施す。すると不思議なことに、ピクピクとしていた足の痙攣が治まってきた。
5キロからは順調に走れるようになっていた。バイクの疲労も嘘のようになくなっていた。
ちょうど前方から折り返してゴールを目指して走っているランナーの中に師範がいた。手を振り声をかける。その後、H川さん、M永くんと3人が連なっている。高勝負を展開しているようだ。
しばらく進むと、グースカちゃんが走ってきた。そのあと、カントク、店長、たけちゃんまんさんとすれ違う。
7km地点でタレントのリサ・スティックマイヤーとすれ違う。沿道から大きな声援がかけられていた。そのすぐ後ろにMAKさんを発見。ここですれ違うということは、30分近いタイム差がある。
9.5km地点くらいでシイタケ君とすれ違う。思ったほど離れてなかった。彼もかなり足をやられているのだろう。
10kmの折り返しからは追い風でゆるい下り坂になるので、走りやすい。
後半のランは気持ちいいくらいにキロ5分をキープしてなんらの苦痛もなく走ることができた。途中で、みゆきさんとすれ違う。彼女もかなり早いペースでゴールできそうだ。
ゴール2km手前で、バイクで撃沈していたU佐美さんのランでの猛追につかまって抜かれてしまう。
最後の商店街で大きな声援を受けてゴールを目指す。
6時間29分。長かったレースが終わった。ついに僕はミドルディスタンスをゴールした。
トライアスロンをやってみたいなと思い始めたのは、2008年の1月頃、それから2年経ってない。でも僕は、よい仲間に巡り会い、佐渡国際トライアスロンBタイプを完走することができるまでの実力に成長していた。
スイムアップした後に、次々に練習仲間に抜かれていったので成績は悪いのかなと思っていたが、順位を確認してみると、671名中で200位でゴールしていた。スイム2km、バイク105km、ラン20kmという長いレースを上位30%の成績でゴールできたという自分にもびっくりした。
結果
総合タイム
6:29:08
総合順位
200位 / 671人
スイムタイム
0:42:14 128位
バイクタイム
3:46:05 225位
ランタイム
2:00:49 266位
これまでのトライアスロン大会の記録(参考)↓↓↓ ランキングチェック ↓↓↓
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無題
足を蹴られたら攣るわけね。ではハセツネで後ろから夜討ちかけてみます。
やりましたね
自分のことのように嬉しいです。
色々と経験値を積まれて、本当に強くなっているのがよくわかります。
ケンケンさんにはそろそろ宮古島が見えてきましたね。
僕は今年の年末に家族と一緒に宮古島に旅行に行ってきます。先に気分だけ盛り上がっておきます。
>ハジさん
ハセツネでは、僕はハジさんの先行についていく方針ですよん(笑)
>nicsekiさん
独身貴族という身分を生かして、経験だけは積んでいくことができ、ミドル完走を達成できました。来年の宮古には、駄目モトで応募だけはしてみようかと思っています。
10月にラフウォータースイムで宮古に行く予定になっています。宮古の海は僕がnicsekiさんよりも早く楽しむことになりそうです(笑)
ありがとうございます
仲間がたくさんいると力になりますよね。
トレランの情報、ありがとうございました^^
>てらみさん
お店、ホームページをみてびっくりしました。せっかく近所にあったのに残念です(涙)
あなたの出たBタイプ、マッチ(近藤真彦)もでてましたね
Bタイプ参加者671人中、完走者661人、マッチ(近藤真彦)は389位となってますね。
骨折しても時間内に完走した点はすごいです。