今日は朝早くに自宅を出発して、9時から神奈川県の逗子海岸で行われた
オープン・ウォーター・スイミングの講習会へ参加してきた。
5/24に参加したプールでの講習会の続編となる。
思い起こしてみれば、海で泳ぐことは大学3年生のとき以来になる。実に14年ぶりのことだ。
こんな講習会に参加するのも、トライアスロンでのスイム実技練習であるとともに、8/10に参加予定の
湘南OWS(2.5kmの部)への練習でもある。
プールと実際の海とは大きく違う点がある。波と透明度だ。
これらの違いが一体どんなもんなのか、それらを克服するにはどうすればいいのか、などを実地で学んできた。
集合場所の海の家に、23名ほどが集まり、講師の中村康英選手の説明が始まった。まずは、準備運動をして、海へゆっくりと入っていく。
心配された天気は、快晴に変わり、今年一番の暑さになっていた。でも、水温は23度程度といつものジムプールの30度から比較すれば、冷たいわけだが。
海に入った後、ペアを作って、手をつなぎ、顔を水面へ入れるように指示された。
なるほど、手をつないでいると視界の悪い中でも安心感があるものだ。で、肝心の逗子海岸の透明度は、視界50cmといったところか。正直、手賀沼の透明度と変わらない。以外なほど、先が見えないものなのだと知った。
続いて、仰向けに浮いて、休憩する練習。プールと違い浮力の大きい海では、比較的簡単にできた。波も穏やかだった。
そして、立ち泳ぎしながら、ゴーグルを外し、また付けるという練習。これはプールではうまくできなかった。プールのときに、講師から海では簡単にできるはずだよと言われていた件だが、実際どうか。あっさりできた。海の浮力はやはりすごい。
ここからスイム練習が始まる。まずは、自由に20mほどを泳ぐ。プールと違い、視界のほとんどない海では、ついつい不安になり、頻繁に水面から顔を上げてしまう。かなりのタイムロスと体力の消耗になってしまう。ただ、プールでのヘッドアップ練習とは違い、思いのほかヘッドアップが簡単にできることは驚きでもあった。
こんな感じの練習をしているうちに、ペアになった同世代の男性や僕の近くに立っていた同世代の女性と打ち解けて、楽しく話しをしながら、説明を聞くようになった。
ヘッドアップの方法、ドラフティングなどプールでの講習と同様のことを海で実施していく。プールとは異なり、視界50cmのためドラフティングでは、ちょっと油断するとすぐに目標の前の人を見失ってしまう。
ブイを使った練習では波でブイが見えなくなることを想定した練習を行った。回りの景色を意識しながら、ブイを捉えていくという練習になる。コツをつかめば、それほど困難ではなかった。
練習の最後は、5分間泳となった。
やはり、透明度がないので、頻繁なヘッドアップを繰り返してしまう。目標物の確認だけであれば、こんな回数のヘッドアップは不要なのだけど、あまりに何も見えない中を泳いでいるものだから、不安になり、ついつい必要以上にヘッドアップを繰り返してしまうのだ。浮力のおかげで、プールよりも楽にヘッドアップができるが、さすがに5分も続けていると、かなり疲れてきた。本番の湘南OWSでは、少なくとも1時間は泳ぐことになるから、とてもこんなことをしては体力が持たない。
本番を前に、こうやって海で体験ができたことで、ある程度の心構えが備わった。予定では、あと1回、今度はジムメイトたちと海で練習をすることになっている。そのときは、30分間泳もやってみたいと思っている。
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