今日のトレーニング内容
筋トレ系
ベンチプレス
腹筋
プルダウン
背筋
アームカール
トライセプスエクステンション
レッスン系
ボディステップ 45分
ラン
11km(ジョグ)
バイク
なし
スイム
1000m×2本(20分)
合計 2000m
昨日のトレランによる疲れも筋肉痛もなく、普通の月曜を迎えた。普段のトレーニングの成果が見えたようで、少々うれしくもある。
さて、東京マラソン物語の第五話を再掲載したい。
東京マラソン物語
~ 第五話 それぞれのドラマ ~
2/17に東京マラソン2008に参加した3万人のランナーの一人ひとりに、ドラマがあるのだろう。今、まさに進行しているドラマだけでなく、今日を迎えるまでのドラマもまた同様に。
僕が今日を迎えるまでのドラマも、それなりに面白いものだと思う。ダイエットを志し、ジムで運動をする日々を通して、自然に始めたマラソン。その延長線上として、東京マラソンへの挑戦。当選通知は、45kgという大減量を達成した僕への神様からのプレゼントなのかもしれない。つまり、僕は、ダイエット開始からの努力を背景に持ちながら、今日の日を迎えている。
今、隣で一緒に歩いているポニーちゃんにもまた、今日を迎えるまでのドラマがあった。
会社の先輩や同僚たちと一緒に申し込んだ東京マラソン。当選したのは彼女一人だった。10月の当選通知の後、これまでマラソン経験などない彼女は、トレーニングを実施すべく、用具などを購入、準備を進めた。先輩から仕事終わりに皇居でジョギングすることを進められ、いざ、走り出そうとしたとき、彼女に悲劇が襲い掛かった。
彼女を襲った悲劇は「網膜剥離(はくり)」という目の病気だった。失明の危険すらもある危険な病気で、治療には外科手術が必要になることもある。彼女は外科手術が必要と判断された。緊急入院の後、手術。術後は、安静にすることが求められ、運動はできなかった。年が明けた1月、医者からようやくジョギングの許可が出た。
ついに彼女は、皇居でジョギングデビューをした。
仕事終わりの夕方から走るナイトランである。女性一人でも比較的安心して走ることができる皇居だからこそ可能なジョグだ。彼女が選んだコースは、反時計回りである。皇居反時計回りは、ナイトランでは多くのランナーが採用するコースになっている。その理由は、
半蔵門から桜田門へかけての三宅坂を下るとき、右手に見える最高裁判所、国会図書館、国会議事堂といった永田町の夜景の後ろにそびえる東京タワー、そこを過ぎると現れる霞ヶ関の官庁街の夜景、首都東京をもっとも感じることができるコースだからだ。
彼女は、この首都の夜景を走りながら見たとき、病気を乗り越えて走れるようになった喜びを噛みしめることになった。失明の危機を乗り切り、初めてのジョギングで見た夜景。それは彼女にとって忘れることができない風景になった。本番を2月17日に控え、年明けからの練習開始は準備不足であることは分かっていた。それでも、仕事終わりの夕方、皇居へ走りに行くことが彼女の日課となった。
走ろうと思ったきっかけは、当選通知が届いたことだったけど、走りたいと思ったきっかけは、病気を乗り越えて見た首都東京に立つ東京タワーだったのかもしれない。
僕と彼女は、今日を迎えるまでのドラマを語り合いながら、日比谷公園(20km関門)を目指し、二人で歩き続けていた。左手の空から東京タワーが僕らを見つめていた。
地 点 | スプリット | ラップ | 通過時間 |
5km | 0:39:04 | | 9:49:04 |
10km | 1:27:05 | 0:48:01 | 10:37:05 |
15km | 2:21:28 | 0:54:23 | 11:31:28 |
↑スタートのピストルからの時間なので、スタートゲートでのロスが含まれます。
第六話へ続く。
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