今日のトレーニング内容
筋トレ系
ベンチプレス
プルダウン
アームカール
レッスン系
ボディアコンバット 30分
リズムシェイプ 60分
ラン
なし
バイク
なし
スイム
<スイムトレーニング60>
アップ
100m×1本
25m×8本(個人メドレー順で4泳法)
グライドキック
50×8本
ドリル
プルブイで個人メドレー 100m×3本
スイム
25m×12本
ダウン 50m
スピード 25m×1本
合計 1675m
最近、ベンチプレスで60kgが普通に上がるようになってきた。次は10発挙げられるようにすることが目標になる。
さて、東京マラソン物語の第三話を再掲載したい。
東京マラソン物語
~ 第三話 支えられる喜び ~
とにもかくにも、まずは15kmの品川折り返し地点を目指して歩く。反対車線には、たぶん僕が通常の状態であれば、所属していたと思われるグループが走っている。うぅ、、、悔しいなぁ。一方、僕はどんどんと追い抜かれ続けている。
15km地点には、救護所がある。とりあえず、そこでスプレーでもかければ気分も変わるかなぁ、あるいは、そのままリタイアしちゃおうかなぁ。という考えが脳に浮かび始めたころ、ようやく15km地点に到着した。10km地点を過ぎてから54分経っていた。
15km地点の救護所に立ち寄る。すぐさま、看護士が駆けつけ問診表の記載を求め、僕の症状について聞く。
このときまで、知らなかったことだが、東京マラソンには、全体を通しての制限時間は7時間であるが、途中に設けられた関門と呼ばれる制限時間があり、その関門時刻を突破できない場合は強制的にリタイアにされるというルールになっているらしい。
僕が15km地点についた時刻は、11:31:28 だった。実は15km地点の関門時刻は、11:49 であと20分後に迫っていた。看護士の人は、僕が関門にかからないように、かつ、少ない時間で最大限の治療をするために、テキパキと動いてくれていたのだ。症状をメモした彼女は、すぐさま、奥のドクターへ連絡。僕は、ベッドへ寝かされドクターによる触診が開始。ナントカ筋が炎症を起こしていることが原因と推測され、筋肉をほぐすマッサージを開始。僕は、もう痛いし、このままドクターストップでリタイアしてもいいやと気楽に思っていたのだが、ドクターと看護士は、何としても僕を再びコースへ戻してあげようと、とにかく一生懸命だ。
マッサージをしながら、大丈夫だから、まだ関門時間まであるし、マッサージすれば、随分楽になるから、まだ歩ける。あきらめないで頑張ろう。こんな感じで、ドクターが声をかけてくれる。そんな状況なんで、「はい、頑張ります」と僕は答える。マッサージのあと、スプレーで患部を冷やし、クリームを塗り混んでくれる。約10分間の治療だった。
救護所を出ると15km地点のスタッフが総出で、関門までまだ10分あるから、頑張れ、と僕を送り出してくれる。何で、僕にここまで、みんなが優しくしてくれるの?たかがマラソンで、足を痛めた僕なんか、適当に治療してリタイアさせとけば楽じゃない?どうして、そんなにやさしいの?僕の目には、また涙が、、、。
スタッフに元気よく送り出され、僕は折り返しのポールを回る。折り返してから、10分たったとき、後方を振り返ると15kmの関門でレースを止められた選手達がバスに乗り込んでいる姿が見えた。僕は、路上にいたスタッフに、次の関門の場所と時間を確認した。
20km地点の日比谷(Myaw君が待っている場所)で、12:33とのこと。今から、44分後である。時速6kmで歩ければ、なんとか通過できるはず。足の痛みはあるが、まだ、引きづるような歩き方でなくとも大丈夫だ。ドクターのマッサージのおかげだ。「ありがとう。」僕は心の中でつぶやく。今日、何回目の「ありがとう」だろう。
地 点 | スプリット | ラップ | 通過時間 |
5km | 0:39:04 | | 9:49:04 |
10km | 1:27:05 | 0:48:01 | 10:37:05 |
15km | 2:21:28 | 0:54:23 | 11:31:28 |
↑スタートのピストルからの時間なので、スタートゲートでのロスが含まれます。
いよいよ、その4では、急展開。孤独なマラソンにパートナーが現れる。次回、『出会い』編。乞うご期待!!
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無題
今回はドクターと看護士、まわりの方の影響力の大きさが感じられますね!
次も楽しみにしてます☆
>のんさん
作り話じゃないかと言われますが、実話です。急展開していく、「出会い編」乞うご期待(笑)