台風12号が佐渡へ向かって近づく中、佐渡国際トライアスロン(Aタイプ)に参加してきた。
スイムの開催に関して事務局からの情報は当日の朝(4時30分)まで検討を続けるということのみで、ツイッターなどで情報が錯綜、スイムはなくなるという憶測が強まっていた。
前日にオッティモメンバーで試泳を兼ねて会場へ行った際にも、海にはブイが設置されていなかった。
これは無理かなぁと話していたら、ダイバーがロープを張っているように見える。
ツイッター情報でもBタイプのブイのみ設置するようだという情報が流れ始める。
その夜は21時に就寝。3時前に起床。窓を開けると外はビュービューと強風が吹いていた。
朝食を取りながら、天気予報を確認。風速は朝が10m、午後は20m以上の予報だった。
3時45分に宿を車で出発して、4時に会場に到着。
トランジションエリアにて準備をしていると、4時30分に場内放送が始まる。
それまで騒がしかったエリアが静かになり、参加者が放送に耳を傾ける。
「Aタイプについては、スイムを2kmに短縮した上で実施。Bタイプ、選手権については通常どおり実施。」とのアナウンスだった。スイム実施の判断をギリギリまで検討してくれたスタッフに感謝して、会場で拍手が起こった。
夜が開けてきた。
北の空を見上げると大きな虹が出ていた。
オーバー・ザ・レインボー、虹のかなたがバイクコースのZ坂があるあたりだ。
トランジションの準備とトイレ行列を終わらせて、スイムチェックのため海へと向かう。
海にて、オッティモメンバーと合流。
スタート前に集合して、円陣組んで雄叫びをあげる。宮古のスタートと同じだ。
緊張しながらスタートを待つ。
佐渡のスタートは大外から第一ブイを目指すのがセオリーだ。
案の定、タレント軍団も僕らの近くに陣を作っていた。
徳光さん、弁護士軍団たちが応援にかけつけているのが見える。
いつもは膝下くらいまで水に入ってのスタートだけど、今回は砂浜からダッシュ。
無理のない範囲で走って海へ入水していく。
泳ぎ始めはやはりバトルが展開される。
しかし、今年は宮古、館山、中島と3戦ともにバトルが激しい大会だったので避け方がうまくなっていた。またコースを大外からスタートしていることもあり、なんとか退避場所を見つけつつ第一ブイに向かうことができた。
第一ブイを回って、第二ブイへ。この区間は比較的バトルも落ち着いて安定して泳げる区間。
特段の問題もなく進んでいたが今年の佐渡はクラゲが多い。予想はしていたが顔面をクラゲが2度、3度と直撃していくる。痛みが走るが我慢をして泳ぐ。
第二ブイを回ると後は砂浜へ向かって直進するだけ。
ロープ側だとヘッドアップすることなく直進ができるが混雑してバトルが激しくなる区間。
砂浜へ向かうだけだし、ロープなくても大丈夫だろうとアウトコースを選択。
案の定、バトルなし、単独スイムに
しかし、回りに選手が少ないのでコースアウトを注意する必要あり。
ヘッドアップをして浜を確認しようとすると、朝日が眩しくて何も見えない・・・。
まぁなんとかなるだろう浜に向かうだけだと思って泳ぐ。
これが失敗。なんと浜に向かうどころか浜に対して平行に泳いでロープからドンドンと離れて行った。
気がついたときには、回りには誰もいない。監視船が心配そうに近づいてきていた。
慌てて、ロープへ向かって泳いでインコースに戻ることにした。
その後はロープに沿ってゴールを目指す。このコースアウトがなければタイムも2分くらいは短縮できたんじゃないかなぁと悔しい気持ちが湧いてくる。
気持ちを入れ替えて陸上へ上がる。
今回は足の痙攣もなく陸を移動することができた。
バイクトランジションで事件発生。
バイク用に入れておいた靴下が片方しかない!?
仕方ないのでラン用の袋から5本指ソックスを取り出して履く。
これが後にまたトラブルにつながる。
タオルで体をよく拭いて、バイクジャージに着替える。
着替えている途中で、しいたけ、ぽにょ、ラッキーの三人がトランジションへやってきた。
思ったよりも差がない。まずいなぁ・・・。
着替え終わって、バイクを押してバイクコースへ向かっていた。
PR