今日のトレーニング内容
筋トレ系
なし
レッスン系
なし
ラン
10km
バイク
54km
スイム
1.5km
いよいよ本番の日となった。
6時30分に起きて、7時から朝食、当然ご飯はお替り自由なので2杯食べる。中島トライアスロンは開始時刻が、10時30分からと遅めなので7時からならたくさん食べておいても影響はないだろう。
8時に送迎バスにのって会場へ向かう。9時までがトランジションへのセット時間になる。バイクエリアはこれまで参加した大会の中では、もっとも広く、かなりの荷物を置くことができる。
バイクのセットをしているときに、懐かしい顔に会う。高校2年、3年の時のクラスメートのO君が声をかけてきた。高校の頃、彼はサッカー部で運動をしていたけど、全く運動に縁のなかった僕が大会に参加していることにびっくりしたようだ。しばらく、懐かしい話に花が咲く。
バイクセット終了後にナンバリングをしてもらい、海に出て試泳を行う。陸上から見ると、白い砂浜に青く透き通った海に見えたのだけど、水の中に入ってみると案外と視界が利かない。でも、1Mくらい前までは見えるので、指の先すら見えないような湘南と比べても特段の問題はないだろう。
空は雲ひとつない青空が広がっている。これはランはかなり苦しいことになりそうだと近くの選手と雑談を交わした。
そんなわけでスタート時間を待つ。コースは、750mを2周。スタートは、水中で立ち泳ぎをしながら待つというフローティングでのスタートになる。いつも足の付く位置からだったので、初めての経験だ。先頭の早い集団はインコースの前側に並んでいる。僕は、バトル上等の気合いで、真ん中コースの先頭に整列した。
ピストルが鳴り、一斉にスタート。
体と足にいろんな手が当たってくるけど、気にしないでとにかくスタートダッシュを意識して進む。300mほど進んだ頃に、ようやく回りのペースと自分のペースが一致する集団の後方に付くことができた。ここからは、コバンザメを意識して泳いでいく。
2周目のブイをターンするところで、コバンザメしていた選手がうまく回って行ってしまったので追いつけなくなる。仕方なく、一人で泳ぐことになる。この頃から、少々、潮の流れがきつくなってきて、すぐ蛇行して泳いでいる。
気が付くたびに方向修正をしながら泳ぐのだが、ヘッドアップの回数も増えるし、余計な距離を泳いだという気持ちから疲労感が増してくる。
なかなか、ちょうどよいコバンザメ相手を見つけることができず、逆に僕の後ろに2人ほどが付いていることが分かる(笑)
コバンザメ相手がいないということは、つまり前方が開けて障害がないことを意味する。僕がいる集団の先頭が僕になっているわけだ。結構な疲労感を感じつつも、プールのように伸び伸びと泳ぐことができ、かなりのタイムが期待できるのではないかとワクワクしながら泳ぐ。
2周目が終わって陸にあがったときにタイムを確認する。自分の中では、25分くらいで終えているのではないかと思ったくらいの充実した疲労具合だった。
が、手元タイムは29分。
「遅せーーーー・・・。」と思わず叫んでトランジションへ走る。
いつものことながら、ウェットを脱いで、靴下を履いたりで時間がかかる。トランジションタイムは毎回遅い。
バイクに乗りコースへ出て行く。海沿いの道が追い風になっていたので、スイムの遅れを取り戻すべく、ガンガンと踏んでいく。34km/hから37km/hで走っていたと思うが、条件はみんな一緒。周りの人の方が速い。
抜かれることはあっても、抜くことはない展開が続くが、足を休めることなくバイクを走らせる。オッティモの朝練でもっと頑張っていればよかったなぁなどと考えながら走る。
帰りは向かい風気味だったが、我慢して30km/hは切らないようにする。
バイクは、20kmコースを2周回するため、同じコースを戻る。2周目も1周目と同様に気持ちを抜かずに、バイクを走らせる。
バイクコースは、徐行区間や坂道などがあるが、たぶん1時間10分くらいで回れたのではないかと思う。スイム、ランのトランジションタイムと移動時間のロスを加えたら、1時間20分くらいかな。声援も多くて、名簿を見て、名前で応援してくれる。頑張ろうという気持ちが沸いてくる。
ランに切り替わる。いつのまにか、太陽の周りに薄く雲が出ていた。そのため、照りつけるような日差しはなくなっていた。気温は30度くらいではないかと思うが、この雲には助かった。
それでも、高い気温とバイクで無理したふとももが痛み、走る速度が上がらない。とにかく、キロ5分で50分以内を目標にして走る。
エイドは、1km、2.5km、4km、6km、7.5km、9kmにある。
エイドでは、水分補給とスポンジをもらい体を冷やしながら進む。もう歩きたい気持ちでいっぱいになりながらも、足を進める。大抵は、3kmほど走ったら、バイクでの足の痛みは薄らぐはずなので、そこまでの辛抱である。ランの声援は、バイク以上。島の中心地を横切るコースだからだ。
エイドは、地元の中学生たちが、「水です。」「アクエリアスです。」と声を出して手渡ししてくれる。
水やアクエリの中には、細かく砕いた氷をたくさん入れてくれている。これが、非常にうまい。最初の5kmは、水をもらい、復路はアクエリをもらって走る。エイドには、スイカも用意されていたが、こちらはゴールしてからの楽しみにして、走り続けた。このあたりのエイドでの展開は、昨日、民宿の部屋で同部屋のリピーター選手から話を聞いて、シュミレーションしていた展開どおりだ。
5kmの折り返し地点から、復路を進む。6kmまで30分で走ることができた。ここまでは、キロ5分ペースで順調に進んでいた。しかしこのあたりから、暑さに負けてしまいスピードが落ちる。なんとか踏ん張り、歩くことだけはなかったが、ペースが5分30秒くらいになった。
宿で一緒だった選手、前夜祭で飲んだ選手などとすれ違う。お互いエール交換やハイタッチをしながら走る。そのとき、思った。タイム的には対してよくないけど、僕は結構、前の方を走っているんじゃないか。圧倒的に後続ランナーの数が多いのだ。真ん中よりも前どころではなく、上位30%以内は確実と言ってもよい順位ではないだろうか。
結果、ランは52分ほどでゴール。トータルは、2時間43分くらい。目標の2時間40分以内は達成できずに、ちと悔しかった。
ゴール後は、スイカコーナーでスイカをむさぼるように食べたが、思うように歯が動かない。歯を食いしばりすぎたのかな?スイカは、氷できちんと冷やしてくれており、シャキシャキでうまい。この瞬間がたまんないんだと、昨晩、宿で教えてもらっていたが、そのとおりだ。
スイカに満足した後、シャワーを浴びて着替える。
トランジションで荷物の片付けをしていると同級生のO君がやってきた。タイムを聞くと僕よりも10分くらい遅い。高校の頃、何にも運動をしてなかったし、マラソン大会なんて、真ん中よりも前に行ったことがなかった僕が、サッカー部のO君よりも速くゴールしているという展開に彼も驚いたことだろう(笑)
「来年は、もっと引き離すよ」と心の中でつぶやいた(笑)
まだ、続々とゴールへ向かって選手は帰ってきているが、早い時間のフェリーの方が混雑は少ないだろうと思い自走にて港へ向かう。ランコースを併走することになるのだが、これも問題ないということを昨晩の宿で教えてもらっていた。選手を応援しながら、港へ向かう。
フェリーに乗り、松山に着いた後は実家まで14kmを自走して帰る。
初めて一人だけで参加したトライアスロン大会だったけど、仲間もでき、応援もいっぱいもらって、大会を満喫して終了することができた。来年もまた、中島へ帰ってきたい。
正式記録
スイム 0:29:47 61位 / 414人
バイク 1:21:27 140位 / 414人
ラン 0:52:44 180位 / 414人
トータル 2:43:58 115位 / 414人
バイク終了時点では、91位だったみたいなので、ランが50分以内だったら100位以内も可能だった。来年の目標は、100位以内決まった。
それにしても、414人中で115位でゴールは、上位25%でゴールできたわけだから、
過去に参加したトライアスロン大会の記録の中では最高位になる。案外と力が付いているのかなと、自分に感心したりした。
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力をつけてますね
>nicsekiさん
体重。。。
先週福島コーヂさんという方に東松山でレッスンをいただきました。。目の覚めるような経験の連続でした。
>nicsekiさん