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アイアンマンになりたい

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今日のトレーニング内容

筋トレ系
 ベンチプレス
 アームカール
 トライセプスエクステンション
 腹筋

ラン
 なし

バイク
 なし

スイム
 アップ 300m
 板キック 50m×8本(1:15)
 プル 50m×8本(1:10)
 スイム 50m×8本(1:05)
 スイム 100m×3本(2:00)


今日は仕事の後、ジムで筋トレとスイムのみを実施。まだ宮古の疲れが多少残っているみたい。

さて、宮古島ラフウォータースイム大会を振り返りたい。


宮古島ラフウォータスイム参戦記

16日(金) 14:15(ANA 沖縄行き)に乗り那覇で乗り換えて、19時過ぎに宮古空港に到着。宿泊する予定のゲストハウス宮古島のシュウさんが空港まで迎えに来てくれた。宮古は暑い。半そでTシャツに半ズボンに着替える。

僕とジム仲間のM本さん、兵庫から参加のI本さん、京都から宮古島旅行にきたヒナトちゃんの4人を乗せて、ゲストハウスへ向かう。外は土砂降りの雨だった。

ゲストハウスの居間では、熊本から参加の3人組が先にビールで盛り上がっていた。荷物を置いて、我々も早速に飲み会に合流。自己紹介などを交えて、明日の競技のこと、宮古島のことなどで談笑となる。1杯300円で生ビールが飲めるようになっている。ビールの銘柄は、もちろんオリオンビールである。

外の雨と天気予報を見ながら、明日の大会は午前は雨だねぇと話していた。23時にお開きとなり、順番にシャワーを浴びて、就寝となった。各部屋にエアコンは用意されているが、窓を開ければ涼しい風が入ってくる。


17(土) 7:00 朝食を食べて準備を整える。会場の東急前浜リゾートビーチまでは、自転車で10分ほどの距離。外はまだ雨が降っていた。水着に着替えて、荷物は防水処理をして、無料のレンタルバイクにまたがり会場へ。会場で受付を済ませて、テントが張られた濡れない場所に、陣地を確保する。今回は、ゲストハウスチームの7人で参加(僕、M本さん、I本さん、熊本トリオ、シュウさん)。会場の白い砂浜は、サンゴのかけらが堆積されたことで作られている。肌触りが、おが屑のようなきな粉のような不思議な感触である。

開会式の始まる前に雨が止む。しかし、西の空から雨雲が近づいて来ているのが見える。この雨雲が開会式の最中に10分ほどかけて横切ると、そのあとは高気圧に覆われて、快晴の青空の下で大会が始まることになった。快晴の中でレースをやろうということで、スタート時間を30分ほど後ろに倒す。



9:30 いよいよ僕らの参加する5キロのオープンウォーターレースが開始された。僕にとっての初めての距離である5キロ、練習したこともない距離。大丈夫かなと不安を感じながら、白い砂浜を走り入水していく。水は、コバルトブルーに透き通った海で、もちろんこんなきれいな海で泳いだことは初めての経験になる。きっと、宮古で5km泳げなければ、他の海では泳げないだろう。きれいな海だから泳ぎやすいはずだ。

宮古の海は、これまでのオープンウォータと異なり、プールのように前を泳ぐ人を見ることができる。夢中になって泳ぎならが前へ進む。5キロの参加者は102名ということで、ほとんどバトルもなく、泳力の近いものでバラけて行く。僕は3人くらいのグループに入り、頑張ってついていく。

5キロは長い。浜に平行に設置されたコースを3往復する。沖へ向かって泳ぐわけではないので、恐怖感は少ない。西から東へ向かうまでの往路区間は、追い風ならぬ追い波で加速しながら泳ぐことができる。しかり復路は、逆に押し戻されるような波の中を泳いでいく。かなりきつい。いずれにせよ、これまでに参加した大会の中では、一番きつい波だった。

1.5キロを通過したあたりで、ウェットスーツの背中のチャックがドンドン下がっていくのを感じる。10mほど沖に停泊していたライフガードの場所まで泳ぎ、ボードにつかまり、チャックを上げてもらう。ガードはかわいい女の子だった。少しだけ話をして、コースへ戻り泳ぐ。さっきまでのグループは行ってしまったので、単独で泳いでいくことなる。

最初の2キロが終わる。ペースはまずまずで、100mを2分くらいだろうか。かなり腕が重く感じているが、まぁなんとかなるかな。しかし、なんとなく、足が攣りそうな嫌な予感がしてくる。これが陸上ならクランプストップを補給しておきたいところだ。しかし、水中ではそうもいかず、だましながら泳いでいく。

2.5キロ地点を通過。ようやく半分だなと思ったときだった。左足のふくらはぎが攣った。ふくらはぎが硬直して、激しく痛む。ただ、このコースはコースロープが張られており、やばくなれば掴むことができる。反則ではない。ロープに掴まり、ガードを呼ぶ。慣れた感じで僕をボードに乗せて、足を伸ばしてマッサージをしてくれる。硬直していた筋肉が緩んでいくのを感じる。10分ほど痛みが完全に収まるまでボードの上で過ごす。

コースへ復帰して残り2.5キロを泳ぐ。すると今度は、またしてもウェットスーツのチャックが下がり始めた・・・。再びガードを呼んで、チャックを上げてもらう。トラブル続出のレース展開になってしまっているが、今回でオープンウォーターは7回目になる僕は落ち着いて対応することができた。

唐突だが、ドラクエ4でパーティプレイでNPCをコントロールするために作戦というコマンドをセットすることができる。そのときの作戦に「いのちだいじに」というものがある。つまり、NPCは無理な攻撃はせず、防御や回復呪文を中心として自動戦闘をしてくれるわけだ。僕は、自分で泳ぎながら、この作戦「いのちだいじに」を自分自身にセットした。もはや、あまりの時間の長さに体は自動運転になっていたからだ(笑)

3.5kmの最後の折り返しのとき、給水所へ立ち寄る。水を飲みながらスタッフへ残り時間を確認する。すでに速い人たちは続々とゴールしている。今回は制限時間は2.5時間。もし既に2時間を超えていたら、どうやってもゴールできないのでリタイアかなぁと思っていた。スタッフからの回答は、「まだ残り1時間くらいありますよ。がんばって」仕方ない、頑張ります。

とはいえ、未知の距離に入り疲労もピークに、腕もきちんと回らない。波は相変わらず高い。疲労のことは考えないようにして、無心にストローク数だけを数えながら腕を回す。フォームも乱れて、スピードもかなり落ちているように思う。周りには泳いでいる人の影がない。もしかして最下位なのか、という気持ちが頭に浮かんでは消える。

4キロを通過したときに、またしても後ろのチャックが下がっていく。なんだかなぁ。ガードのところまで泳いでチャックを上げてもらう。これで3回目だ。しかも、毎回、同じガードに上げてもらっている。あのかわいい女の子のガードだ(笑)。「わざと下げてるわけじゃないよ」と冗談を言いながら、ボードにつかまる。

最後の折り返し、残り750mだ。ゴールのブイはまだ見えない。折り返しなので、僕の後ろに泳いでいる人たちとすれ違うことができる。あれ?ほとんど見えない。やっぱり最下位なの???

無心でひたすら腕を回す。ようやくゴールのブイが見えた。ゴールは砂浜に上がってゲートをくぐる。足が海底に着く場所まで泳いだが、立てない・・・。三半規管がぐらついている。もう少し泳いで岸へ向かう。四つん這いの体制になれるところまで泳いで、腕の力を使って立ち上がる。陸では、泳ぎ終わったM本さんが待っていて声を掛けてくれた。最後のゲートまで歩く。

ようやくゴール。時間は、2時間15分。最後の1.5kmは45分かかったみたいだ。体中が疲労で悲鳴を上げていた。とにかく疲れた。もう泳ぎたくないよというのが正直な感想だ。

順位は、102名中で制限時間内にゴールできた99名の内、97位だった。こんな後ろの順位でゴールしたのも初めてだ。得意のオープンウォーターでは、上位30%でのゴールが常だったのに・・・。やはり、5キロなんかに出ようという人はレベルが高いんだろう。完走率も異様に高いし。自分は、まだまだ修行不足であることを再確認して、僕のラフウォータースイム5キロは終わった。

さて、この後は4時間後にリレーの部(1km×3人)で参加予定になっている。続きは明日以降の日記にて。

今後の予定

第二話 リレーとアワードパーティ(今夜は宴)
第三話 サンゴ礁で戯れた午後



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がんばりました

お疲れ様です。脚攣っちゃいましたか。
しかしはるばる宮古島まで海水浴に行くとはうらやましいなあ。
1月に宮古島のウルトラマラソンに出ようか迷ってます。

無題

完泳おめでとう!
なかなか厳しい大会ですね、
2時間以上泳ぎっぱなしか…(--;
お疲れ様でした。

無題

素晴らしいです!
アイアンマンがどんどん近くなってきましたね!

すごい

1.5km以上を泳いだことが殆どない自分としては完全に未知の領域です。この経験はケンケンさんにとってかなり大きいでしょうね。
二年後ぐらいのチャレンジになりそうですが、それまで参考にさせてもらいます。

>スミーさん

どうも2.5kmくらいで攣るジンクスがあるような感じです。
1月に宮古島はもったいないですよ。あそこは海で泳がないと後悔しますから。4月から10月の間で行きましょう。

>MAKさん

5キロは長かったですが、これまでの最高が湘南OWSの3キロだったので、アイアンマンの3.8kmに向けてよい練習になったように思います。
11月はMAKさんのロタですね。忘年会の時にでも、話は聞かせていただきます。

>むらおかさん

一歩一歩、目標に近づいていく作業は楽しいものです。スイムは、3年前は25mがやっとだったので、自分でも信じられない進歩なんです。

>nicsekiさん

5キロはかなり疲れました。ハセツネの疲労も残っていたように思います。そんな中でも、完泳できたことは、かなり自信になりました。
トラコースの下見もばっちりしてきました。景色最高でよいバイクコースでした。
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